2024年4月16日火曜日

バイクと疲労の関係

バイクに乗って疲れた経験は誰にもあると思うのですが、その疲れの原因を想像しつつ分析して適当なこと書いてみたって言うのがこの記事です。
と言うのも、私。z125pro乗ってる時は富山から大阪まで9時間かけて帰宅してもへっちゃらなのにCB1300SF乗って能勢から綾部走ったらめちゃ疲れたんです。
何が原因なんだろうと分析。
何から何まで違うのですがね。

❶乗る前の準備に疲れる
→大型バイクっていうのはプロテクターやらなんやらを準備するハードルが高い上に、出庫するだけでも一汗かくくらい大変。これは慣れなのかなぁ。
❷馬力やトルクに疲れる
→少し捻るだけで吹っ飛びそうなパワーなのでスロットルワークに気を使う。まだ慣れない。昔、FZS1000の100馬力オーバーになっていたはずなのだが。
❸重量に疲れる
→走ってる分には重く感じないが、常に重いバイクを操っているという事が頭の片隅にあり、もし何かあったらどうしようかという想像をしてしまい頭のCPUの8割ほどを占有している。コンビニに入れる時も頭下がりならケツから入れるかなど気を使う。砂利の駐車場の店は基本的にスルーをする。
❹音に疲れる
→エンジン音がいいとみなさんいう。そこは認めます。ただ、長時間になると音が大きいと疲れてくる。それに高速道路を数時間連続走行すれば風から音で疲れが出る。
❺納車してから期間が短いことで疲れる
→まだ新車で傷つけたくないから、気を使う。
操作に慣れていないのもある。
❻大型バイクという存在感に疲れる
→そもそも、大型バイクに乗る機会が所有していても少ないから乗る時は特別な感覚になり気を使う。
z125proと比べた時旋回性の違いに驚いてしまう。そこもまた疲れる原因か。
❼値段の方が頭をよぎって疲れる
→高いバイクなので何かと気を使う。先日も帰ったらすぐに洗車した。
❽暑さで疲れる
→エンジンの熱は半端ない

もはや、乗らない方が精神安定上いいのではないか?と思い始める今日この頃だ。
けど大型バイクに乗りたくなる。
週末数時間乗って帰った後の疲労で「もういいや」と思って軽く横になると昼寝で一日棒に振ることが多いが、翌日あたりになると「今度の週末はどこ行こっかなぁ。」と思ってしまうのだから不思議な乗り物だと思う。
そう、青汁王子と言われている方が、バイクで事故ったらしい。煽り運転のせいらしい。そんなニュースを聞くと他人事とは思えない。「怖いなぁ」と思うのだが、やっぱり乗ってみると「楽しい」が上回る。
結局結論は何書きたいんだろうと思ってしまうが、バイクは「疲れることもまた楽し」と言いたかっただけです。

2024年4月9日火曜日

春の花見ツーリング

ハーレーのりの悪友が東京の単身赴任から、土日で一時的に帰っていると連絡が入ってきたので、ツーリングに行くことになった。

前日の土曜日に私はさらに増車してホンダのCB 1300スーパーフォアspのオーナーになってしまった。ついに5台持ちだ。今年は増車しないと硬く固く心に誓った新年の目標はどこへやらである。さらに言えばフル銀行ローンの年利2%オーバーの120回払い。もはやジョーカーを複数枚切ってしまって手札がショボショボ状態だ。10年くらいは霞を食って生きていかなければ。
バイク乗りの性としては納車後バイク友達に自慢するかのように写真を送るのは定石。その写真を見た友人からの誘いなので前の予定を退けてでも行かねばならなくなった。
さて、朝の8時に大阪池田のコンビニから、亀岡市、園部を経由して、美山のかやぶきの里へ。
沿道はどこも桜満開で綺麗だった。


特に大野ダムの周辺と帰りの国道477の能勢あたりは見事な桜が見れた。




かやぶきの里は集落内に車両が入らないものの手前に駐輪場(200円の寄付)があるのでそこに止めて散策できた。雰囲気は昭和末期で、今が令和だと忘れてしまう。ちょうど前夜に「男はつらいよ」を見てしまったため、気分は車寅次郎である。

目的地への道も程よいワインディングで激しい峠越えもなく、心地よい気温で長袖シャツの上に革ジャンを羽織るくらいでちょうど良い感覚。気温計の最高は24℃だったかな。シーズン到来で気分が高揚しているのか、すれ違うライダーから大量の「ヤエー」をいただいて大量に返した。いい文化だなぁ。

翻って私、CB1300の初ツーリング、カーブも慎重に低速で入るもんだから悪友はもっと早く走って欲しそうだった。わからなくもないが195万円、260キロのバイクを無闇に扱えるほどの余裕と体力は私にはない。

昼飯は和知の道の駅 和 の和みそばデラックスにした。乗っているキノコの天ぷら、歯応えがよく香りもとても立っていて良かった。
本当は篠山に抜けて、ライダーズカフェでお茶してから帰阪するつもりだったが、悪友の嫁が誕生日だったらしく、放っておくとのちのバイクライフに支障が出たら面倒だから早めに切り上げ3時には帰宅した。(建前ではそうだが、初CB 1300ツーリングで疲れたのも事実)

約240kmで、燃費計では29km/l満タン法だと21.1km/l
6時間弱の道のり、いつもなら平気だが妙に疲れた。
真のCB 1300乗りになるには時間がかかりそうだ。

CB1300の感想を付け加えておくと、至って特徴がないのが特徴だと思った。
高速道路ではニュートラルな加速をして、巡航になり、クルーズコントロールを入れた刹那、ピタッと速度の変動なく、まるで低空飛行をしている座布団の上にちょこんと座って移動している感覚で、ほぼ振動がないクルージングがはじまった。
レビュー記事で「普遍的」「落ち着いた」「どっしり」「直進性」などと書かれていることが多いがそれら全ての意味がよく理解できた。そう、モトグッチと比べると対極だなぁと感じた。
あとは、車重が重い。これは誰もが言うが、本当に重い。特に「押し」より「引き」に苦労する。この前のオーナーも3000kmで手放したのは、そこら辺かな?と想像している。
そう、この車種はバイクライフにおいて「あがりバイク」という位置付けのライダーが多いはず(金額的にも)。そんな人たちは50代と想像するが、そんな年齢に重なってくるのが、ギックリ腰やら、ヘルニアやら、四十肩。取り回しが億劫になり、結果手放した?しらんけど〜。

そうならないようにしばらくは鍛錬しようと思った。

最後にぶっちゃけると、この日は悪友に誘われなければ納車初ツーリングとして、松江まで行ってみようと思っていたが、正直そんなことしなくて良かったと帰宅後、心から思った。