2024年4月9日火曜日

春の花見ツーリング

ハーレーのりの悪友が東京の単身赴任から、土日で一時的に帰っていると連絡が入ってきたので、ツーリングに行くことになった。

前日の土曜日に私はさらに増車してホンダのCB 1300スーパーフォアspのオーナーになってしまった。ついに5台持ちだ。今年は増車しないと硬く固く心に誓った新年の目標はどこへやらである。さらに言えばフル銀行ローンの年利2%オーバーの120回払い。もはやジョーカーを複数枚切ってしまって手札がショボショボ状態だ。10年くらいは霞を食って生きていかなければ。
バイク乗りの性としては納車後バイク友達に自慢するかのように写真を送るのは定石。その写真を見た友人からの誘いなので前の予定を退けてでも行かねばならなくなった。
さて、朝の8時に大阪池田のコンビニから、亀岡市、園部を経由して、美山のかやぶきの里へ。
沿道はどこも桜満開で綺麗だった。


特に大野ダムの周辺と帰りの国道477の能勢あたりは見事な桜が見れた。




かやぶきの里は集落内に車両が入らないものの手前に駐輪場(200円の寄付)があるのでそこに止めて散策できた。雰囲気は昭和末期で、今が令和だと忘れてしまう。ちょうど前夜に「男はつらいよ」を見てしまったため、気分は車寅次郎である。

目的地への道も程よいワインディングで激しい峠越えもなく、心地よい気温で長袖シャツの上に革ジャンを羽織るくらいでちょうど良い感覚。気温計の最高は24℃だったかな。シーズン到来で気分が高揚しているのか、すれ違うライダーから大量の「ヤエー」をいただいて大量に返した。いい文化だなぁ。

翻って私、CB1300の初ツーリング、カーブも慎重に低速で入るもんだから悪友はもっと早く走って欲しそうだった。わからなくもないが195万円、260キロのバイクを無闇に扱えるほどの余裕と体力は私にはない。

昼飯は和知の道の駅 和 の和みそばデラックスにした。乗っているキノコの天ぷら、歯応えがよく香りもとても立っていて良かった。
本当は篠山に抜けて、ライダーズカフェでお茶してから帰阪するつもりだったが、悪友の嫁が誕生日だったらしく、放っておくとのちのバイクライフに支障が出たら面倒だから早めに切り上げ3時には帰宅した。(建前ではそうだが、初CB 1300ツーリングで疲れたのも事実)

約240kmで、燃費計では29km/l満タン法だと21.1km/l
6時間弱の道のり、いつもなら平気だが妙に疲れた。
真のCB 1300乗りになるには時間がかかりそうだ。

CB1300の感想を付け加えておくと、至って特徴がないのが特徴だと思った。
高速道路ではニュートラルな加速をして、巡航になり、クルーズコントロールを入れた刹那、ピタッと速度の変動なく、まるで低空飛行をしている座布団の上にちょこんと座って移動している感覚で、ほぼ振動がないクルージングがはじまった。
レビュー記事で「普遍的」「落ち着いた」「どっしり」「直進性」などと書かれていることが多いがそれら全ての意味がよく理解できた。そう、モトグッチと比べると対極だなぁと感じた。
あとは、車重が重い。これは誰もが言うが、本当に重い。特に「押し」より「引き」に苦労する。この前のオーナーも3000kmで手放したのは、そこら辺かな?と想像している。
そう、この車種はバイクライフにおいて「あがりバイク」という位置付けのライダーが多いはず(金額的にも)。そんな人たちは50代と想像するが、そんな年齢に重なってくるのが、ギックリ腰やら、ヘルニアやら、四十肩。取り回しが億劫になり、結果手放した?しらんけど〜。

そうならないようにしばらくは鍛錬しようと思った。

最後にぶっちゃけると、この日は悪友に誘われなければ納車初ツーリングとして、松江まで行ってみようと思っていたが、正直そんなことしなくて良かったと帰宅後、心から思った。

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