2024年3月27日水曜日

ホンダ スーパーカブ110プロ

 実用車代表として、一番のバイクは日本国内のイメージは「カブ」だと思う。
ただ、カブと言っても本物の実用車はカブプロだと思う。公道で走行するのがレプリカと言い、サーキットではレーサーとなるように、カブも無印とプラではだいぶと差があると思う。

まず、フロントキャリアがとてもしっかりしている。
淡路島に行った際、野菜をてんこ盛りにして帰ってもハンドリングに不便はな買ったのはさすが!としか言いようがない。あと、ヘッドライトはフロントキャリアよりも前にある為、バスケットに山盛り積んでもライトが影にならないのも優れていると思う。

リアキャリアも、普通のより一回り幅があり、長さも10センチ近く長い。普通のカブなら二人がけだったのにこちらは一人にすることでひたすら荷物を積むために特化していると思う。
他にもウィンカーが右手操作なのも鉄カブ乗りとしては外せないポイント。昔から笑い話として、蕎麦屋のオカモチを左で持ちながら走るために右に集中したと言われているけど、まさに右にあることで鉄カブと交互に乗ってもそんなに苦はない。

そんなカブプロだけど、最近実用車としての座が危うくなっている気がする。
昨今のevブームで、郵政は電動化された。
新聞は電子化されて配達先は激減。
最近発表されたディスクブレーキ、キャストホイールのが最後かなぁと思ったりする。

そんなプロカブ我が家に来たのはこれまた去年。
実用的に使い倒せるバイクでお手頃、丸目玉でと考えたら悪名高い中華ja10に辿り着いた。
探してみると結構ある上に、エンジン周りのリコールでエンジンが載せ替えられているものがあるらしくなかなか上々。
大阪府下のバイク屋に格安で、朝は風貌がついたモデルがあるのを見つけこれまた即決してしまった。

乗ってみると、普通のやつより小径で視線が低いがこれがまた面白い。
ただ90に比べ、ホイールベースは長いので感覚としては乗用車からトラックに乗り換えたような感覚。いやぁ、同一車名なのにこうもちがうのかと感心した。

モトグッチV7

バイクって系統立てればは三種類だ思っている。
1.スピード系(スーパースポーツ)
2.ロマン系(SR400、CB1100など)
3.実用系(スーパーカブ110プロ、ベンリー、JOGなど)

バイクに乗り始めて、大型を意識し始めた時から自分の中でのロマン代表は、モトグッチV7は位置付けしている。

速さよりも、形や、存在感、醸し出す雰囲気、他にはない縦置きvツインエンジンでかつ、シャフトドライブに当時の私はいたく憧れた。

ただ、外国製大型バイクで維持にいくらかかるか見当つかないのがネックで見送った。そこから8〜9年経つかな。
2022年の年末何気なくGOOバイクを見ていると、ご近所の中古バイクチェーン店にお安めの走行が行っていない車体があることがわかった。

すぐさま連絡して手続きをした。
年が明けて納車となった。
しかし、数時間のち、バイク屋でバイクが吹っ飛んでいく騒ぎがあり、傷ものになった。
まあ、傷なんて気にしていたらどうにもならん。
むしろ気楽になった。

ハイオクだし、燃費もそんなに良くない。
高速道路だと2〜3000回転で巡航なので振動がある。
昔乗っていたFZS1000フェザーと比べると風防性能はないが、高速を平均的な速度で流す程度なら気楽なもんだし、特異な構造のせいか横風の耐性も強い気がする。
よく『丸太に跨って移動しているようだ』と例えられるが言い得て妙だと思う。

憧れで乗り始めているが、やはりまだ『憧れ』と『現実で操る』には大きな溝があり、自分で操っているという感覚より、乗せられている感覚が強い。
いつになれば乗りこなせるんだろうと思いつつ納車から約3000キロ走った。
納車してすぐに、乗りこなせることの多い最近の乗用車と違い、それぞれの特徴を知っていく事もバイクの醍醐味なのかもしれないなぁ。

カワサキz125PRO

 いつの間にか遠くに行ってしまうバイクってあるもんで、このバイクは最たるもの。
2023年夏の終わりかけ、近所周りを走ろうと思ったら、三重県まで走ってしまった。引き返すと暗闇の加太峠越えになることがわかったので都会向けて町の灯が明るくなる名古屋方面に行き、泊まって帰ろうと思った。
名古屋方面に進み始めると、だんだん調子が上がってきた。カレンダーをふと見ると翌週は三連休。「そうだこのまま東京に行き、駐輪場に預けて大阪に戻り翌週に引き上げに行けばいいんじゃない?」悪魔が囁いた。
そこからは黙々と1号バイパスを走り続けて浜名湖も越えて富士山の麓まで一息に走り夜中3時富士市のホテルに泊まった。
翌日は富士五湖巡りをして都内に入った。

週が変わり、三連休1日目は伊豆半島を一周して沼津に泊まった。
2日目は、山梨を抜けて長野の善光寺に寄り白馬から糸魚川、夜の親不知を走り富山に泊まった。
3日目は富山の美術館に寄った為昼から出て北陸を走って大阪に帰った。総合計1800キロ
いくら走っても嫌にならない。不思議なバイク。

このバイクを買った理由は、「カブ90で暗峠行った」と修理してくれた親父に言ったら、「行けるけどこのバイクも年寄りやからなぁ、程々にしいや」と言われた。
そこから、125ccで適当な、いいバイクはないものかと探し始めた。
カブにはクラッチレバーがないから『MTらしいのに乗りたい』と思って、探してたら、近所の別のバイク屋に並んでるのを見つけて即決した。生まれて初めての新車のバイクだった。そこからの慣らしは苦行だったのを覚えている。

現時点のカスタムは、
1.小さなフロントカウルをつけた。
2.ヘッドライトをLEDにした。
3.リアキャリア
4.IRCのブロックタイヤに交換
5.フロントフォークのオイル粘度を1番手あげて硬くした。
くらいかな。

今のところマフラー音も満足しているし不満点はないからこのまま乗ってると思う。
次はどこに連れて行ってくれるのか楽しみだなぁ。

HONDA スーパーカブ90DX

 初めまして。
なんとなくブログを始めてみました。

バイクの趣味が高じて少しつらつらと文章を書いてみたくなり開設しました。

バイクは複数所有しているので、一台ずつ自己紹介がてら書いてみようかと思います。

まずは、正統派のカブ90
鉄カブです。
こちらは数千キロで手放されていたのを中古で8年ほど前に手に入れました。
勤め先への通勤などに使用していましたが、ひょんなことからなる機会がなく数年屋外に放置。(ほんと悪いことをしてしまったと、今でも後悔しております。)
3年ほど前、近所のバイク屋(自分の生まれる前からあって郵政カブと警察カブばかり修理していた)の親父さんに息を吹き返してもらった。その後その親父が『このカブが最後の整備のカブや』と言い残して店を畳んでしまわれた。
ちょっと思い入れのあるカブ。
そんなこんなで、天寿をまっとうさせたいとは思うが、大事にしすぎてロングツーリングに連れ出しにくい。最近は去年の2023年夏前に大阪〜伊勢までツーリングしたが、絶好調だったし、秋の終わりには、笠置付近の山奥で米農家の親父と意気投合して、米袋をくくって帰るツーリングもした。

バイク仲間曰くカブで走る時は活き活きしてて、『大型バイクより運転が格段に上手い』と言う「褒め言葉」という名の貶しをされております。笑
最近の悩みはそろそろデッドストックとなりそうなパーツを仕入れとかないといけないことですかね。

以上、書いてみましたが、無学者だし、本も読まないものだから文章が下手でホントすいません。
もしよければお付き合いください。